Bitcoin faucetで無料でBitcoinを手に入れよう。
ウォレットの紹介記事を書きましたが、入れるBitcoinがそもそもないかと思います。
手に入れる方法はいろいろありますが、まずは無料で手に入れる方法を紹介します。
無料で手に入る手段としてFaucet(蛇口)と呼ばれるものがあります。
数時間後とや数分ごとにBitcoinアドレスを入力するとBitcoinを送ってもらえます。
抽選方式や凄い少額を貰えるもの何回か訪問することでBitcoinを貰えるものいろいろとあります。
なぜそういったサイトがあるかですが、広告収入目当てというのが殆どです。
いきなりリアルマネーでBitcoinを購入するのは抵抗があったりするのでBitcoinをまず使ってみるというユーザーにとっても利点があると思います。
基本的に微々たる量しかもらえず、何回もサイトを訪問し少量のBitcoinを貯め一定の額になったらアドレスに払い出してもらうと言う事になります。
主に単位としてsatoshiというものを使っています。Bitcoin表現可能な最小値を1satoshiと言います。
0.00000001bitcoin=1satoshiです。satoshiはBitcoinの開発者の名前の中本哲史から取られています。
(偽名だと言われており本人は今どこで何をしているかは不明の謎の人物です。
いくつかのサイトと使い方を説明していきます。割が良いと個人的に思っている順です。
こちらは5分間サイトを閲覧したら1000satoshi前後もらえます。
手順は、Bitcoinのアドレスを登録した後に、captchを通ってサイトに飛ぶ→5分間開いておく→Nextとでたら次のサイトへ→最初に戻るの繰り返しです。
6000satoshiで払い出しが行われます。2時間ぐらい作業しながらブラウザを横においてポチポチしていると貯まるのでおすすめです。
1時間毎に100〜3000satoshi貰えます。5500satoshiを超えると毎週の払い出しで払い出して貰えます。
思い出したタイミングで訪問してみたり、何かの作業中にブラウザのタブの片隅に置いておくといいかもしれません。
こちらは5分毎に50satoshi前後もらえます。同じように5500satoshiを超えると毎週払い出しで払いだされます。
5分おきなのでちょっと忙しないかもしれないです。
ここから先の幾つかは同じ運営っぽいサイト群です。サイト自体は見やすいです。
ただし10000satoshiで払い出しが可能になるかつ、1回の取得で多くて100程度なのでなかなかたまらないと思います。
15分おきに150satoshi前後
10分おきに100satoshi前後
30分おきに300satoshi前後
いくつか紹介しましたが最初に紹介したBitvisitor - Free Bitcoinが気軽に短時間でBitcoinを得ることができるのでおすすめです。
ただ、これらの方法でBitcoinを手に入れるのは時給に換算すると少し悲しい感じになります。まず受け取ってみるというのを試すためのものと思ってやってみてください。
Bitcoin Webウォレット Blockchain.info の使い方
今回はWebウォレットについて紹介します。
過去の記事でも紹介していますが
Bitcoin Block Explorer - Blockchain.info
の使い方についてです。各種ウォレットの特徴については過去記事を参考にしてください。
簡単にWebウォレットの説明をすると、サーバー上にBitcoinのウォレットが動作しておりユーザーは登録するとブラウザさえあればBitcoinの送受信ができるということになります。
悪い点としてはウォレットを提供しているサーバーが落ちてしまうとアクセス不能になる点です。
また、いつ運営が高飛びするかはわからないのであまり高額のBitcoinは預金しないほうが得策です。
Bitcoin Block Explorer - Blockchain.info
こちらのWebウォレットにはいろいろと登録パターンがあるのですが、今回はもっとも簡単なパスワードのみでアカウントを作る方法をしてみたいと思います。
パスワードを忘れる、他人がウォレットにアクセスしていないかメールでの通知で察知したい方はパスワードを登録してください。
サイトの外観はこんな感じです。もし言語が日本語でない場合は右上に言語選択画面が見きれてますがあります。
基本的にはBitcoinの取引履歴(これは公開情報なので誰でも見れる)が流れています。
右上の財布をクリックしましょう。
新規ウォレットを作成をクリックしてください。
メールアドレスとパスワードの入力欄が出てきました。メールアドレスは必須ではなく、パスワードのみでアカウントを作成することができます。
パスワードの紛失などのためにメールアドレスや秘密の質問などを後から設定できます。
今回はメールアドレスの設定せずパスワードのみで進めます。
パスワードはできればVeryStrongと言われるようにランダムに英数字と記号を混ぜあわせて作成してもらいたいですが、それはそれで紛失のリスクもあるのでトレードオフで作成してください。
また、パスワード管理ソフトなどで管理するのも良いかと思います。
続けるをクリックします。
このような画面が出てきます。これはウォレットのパスフレーズとかよく言われるものです。Blockchain.infoが壊れた、もしくはサービスをやめてしまった場合などに、Blockchain.infoに保存されているウォレットのデータ+パスフレーズさえ確保していれば手元のPCなどでウォレットの復帰などができます。
必ず印刷かメモ帳などに印刷し金庫とは言わないですが確実な手段で保存しておいてください。
このパスフレーズはこのタイミングしか表示されず、二度と見ることができません。注意してください。
続行をクリックすると
このような画面になります。識別子のところに文字列がでていると思いますが、こちらも確実に記録してください。
Webウォレットにはこの識別子+パスワードが必須となります。
ではパスワードを入力してみてください。
これであなたのBitcoinウォレットが完成しました。
メインのアドレスは下に出ています。
受け取りをクリックすると、アドレスはいくらでも作れます。用途ごとにアドレスを変更などすると良いかと思います。
その他使い方に関してはまた記事を書こうかと思います。
Bitcoinウォレット関連記事
MultiBit HDの使い方
MultiBit HDとはBitcoinのSPVウォレットです。以下からダウンロードが可能です。
MultiBit HD • Desktop Bitcoin wallet
インストール手順はサイトに従い行って下さい。
インストール後の手順は以下になります。
ウォレットのパスワード、バックアップやそれに関するパスワードなどを設定していきます。
パスワードは他人に盗まれない確実な方法で保存、もしくは記憶してください。
簡単なパスワードも絶対に避けて下さい。
また、Bitcoinのウォレットのパスワード類は忘れたらいくら残高があっても引き出しが不能になります。注意して取り扱って下さい。
まず最初に起動すると以下のような画面となります。
規約同意画面です。同意してNextをクリックして下さい。
続いて言語選択画面。
日本語化されている部分は少ないのですが一応日本語に…英語の方が良いという人、その他の言語の方が得意という人はそちらを選択して下さい。
ハードウェアウォレットを持っているならばそれを接続するように促す画面です。
今回はハードウェアウォレットを使わないウォレットとして利用するので何もせずNextをクリックして下さい。
注)ハードウェアウォレットとはPCなど不要でBitcoinのウォレットとして動作したり、バックアップなどになる端末のことです。日本では入手難しかったりするのであまり利用する機会はないかと思います。
ウォレットの作成かバックアップからの復帰を選択する画面です。今回は新しくウォレットを作るので上をチェックし、Nextをクリックして下さい。
各種注意事項です。
・タイムスタンプとパスフレーズが表示されるのでメモって安全に保管して下さい。
・それらのタイムスタンプとパスフレーズは貴方のビットコインを保護するものです。貴方は二度とそれらを見ることが出来ません(訳注:要するにパスワードを再度表示したりとか出来ないから記録をしっかり取って下さいという意味です。
・コピーアンドペーストは使うな
・スクリーンショットや、カメラで撮影も避けて下さい。
・後ろから覗きこまれていないか、カメラで盗撮されてないか気をつけて
・最後にパスワードを入力しますが、それは貴方のウォレットを日々保護するものです。
これから表示される安全な記録、記憶が必要なものに関する注意です。
簡単に言うと他人に盗み見られたり、PC上から盗まれたりしない様に注意して下さいということです。
3種類の覚えるべきものが出てきます。
・タイムスタンプ
・パスワード
となりタイムスタンプ+パスフレーズでウォレットをバックアップファイルから復帰に使います。途中での変更は不可能です。
パスフレーズはウォレットを起動させるたびに入力が必要です。銀行口座のパスワードに似ています。こちらは変更可能です。
それぞれ決して忘れないようにして下さい。パスワードも変更可能ですが変更時には必ず元のパスワードが必要になります。
理解したらNextをクリック
バックアップの場所を指定します。
適宜好きな場所を選択してもらって構わないです。Dropboxやその他クラウドストレージを指定しておくとPCが壊れた時に復帰が楽かと思います。生成されたファイルをUSBメモリにそのファイルをコピーしておくのも良いかと思います。
タイムスタンプ+パスフレーズの確認画面です。白抜きにしていますが、その部分にそれぞれ記述されています。
他人に盗み見られたりしないように、しっかりと記憶もしくは絶対に盗まれないように紙などに記録してください。
記録が終わったら右側の鍵マークをクリックします。すると以下の様な画面になりパスフレーズが確定した状態となります。
Nextをクリックして進みましょう。
似たような画面が出てきましたが、タイムスタンプとパスフレーズの確認画面です。
それぞれ入力すると左下に「Verified」と出るのでNextをクリックしてください。
どうしても上手く行かない場合はパスフレーズなどの記録間違いかと思います。Previousをクリックし戻って、鍵マークの横のリロードマークみたいなものを押し、再度記録し鍵マークをクリックしてNextをクリックしやり直してみてください。
続いてパスワード設定画面です。これは日々ウォレットを開くたびに聞かれるパスワードです。後から変更可能です。ただ、変更時は元のパスワードも必ず必要なので忘れないように注意して下さい。
Nextをクリックすると
このような画面になり完成ですFinishをクリックしましょう。
するとパスワード入力画面になります。上にパスワードを入力し右下のUnlockをクリックするとウォレットへアクセス出来るようになります。
ウォレットを終了させ再度開くときも似たような画面が出てきます。
そうしてウォレットを開くとBitcoinネットワーク上から取引履歴などを参照します。これには数分時間がかかる場合があるので待って下さい。
これで無事ウォレットが完成したことになります。
再度、注意事項を書きます。
・パスフレーズ+タイムスタンプ+バックアップファイル のどれか1つでも消失した場合はウォレットは復活不能。
・パスワードを忘れると二度と開けなくなる。
これら2つの事項は特に注意してください。また、これらを盗まれると他人がウォレットを開けることになるのでその点も注意して下さい。
せっかくウォレットを作ったのでビットコインのアドレスを生成してみましょう。
左側のSend/Requestをクリックすると以下の様な画面になります。
左側がSend=送金、右側がRequest=受信となります。
Requestをクリックすると以下の様な画面が出て
notesなどに何のアドレスかとかを記録出来ます。
アドレスはRecipientのところの文字列となります。
Finishをクリックするとアドレス作成と記録が完了します。
アドレスはPaymentsを見ると確認出来ます。
ダブルクリックで開けます。
アドレスは実質無限に生成できるので、用途ごとにアドレスをわけたりするようにする使い方が一般的です。
Bitcoinの財布を手に入れよう
Bitcoinをまず活用するには、まず必要なものとしてBitcoinのウォレットが必要になります。
要するに財布です。銀行口座とも言えます。
Bitcoinのウォレットには複数種類があります。おおまかに4種類ほどあります。
- 完全検証ウォレット
- SPV(簡易検証)ウォレット
- サーバー接続型(Web)ウォレット
- ペーパーウォレット(コールドウォレット)
の4種類となります。
完全検証ウォレットとは
Bitcoinの全ての取引履歴を持ち完全な検証を行えます。ただし十数GB程度のディスク容量を消費し、初期化にとても時間がかかります。全ての取引履歴を持っており開発者向けと言えます。一般のユーザーは後述するSPVウォレットなどが適しています。
以下のBitcoin公式のクライアントがそれにあたります。
SPV(簡易検証)ウォレットとは
Bitcoinの取引ヘッダのみを見て検証を行っています。これにより数十MB程度のディスク消費で済みます。細かい取引情報などを参照することは出来ませんが、一般的なユーザーはこちらのウォレットで十分となります。
以下のウォレットがそれにあたります。
MultiBit HD • Desktop Bitcoin wallet
Bither - a simple and secure Bitcoin wallet!
サーバー接続型(Web)ウォレット
サーバー側に完全検証ウォレットなどがあり、一般的なWebサービスのように登録しログインする形で利用することができます。
一番気軽ですが、サービス提供者が持ち逃げするリスクも高く、高額のBitcoinのやり取りには向いていません。ログインすればどこからでもすぐに使えるので少額のBitcoinを入れておく使い方をした方が良いかと思います。
以下の様なサービスがあります。
Bitcoin Block Explorer - Blockchain.info
ペーパーウォレット(コールドウォレット)
Bitcoinを完全に他者からのアクセスを完全に不能にする方法は、Bitcoinのクライアントをインターネットに接続した状況で使わなくてはならないと言う点から難しいです。
それを回避する方法としてこの、ペーパーウォレット(コールドウォレット)があります。
振り込みのアドレスを作り、そのアドレスを引き出す為の鍵を紙に印刷し、PC上から破棄します。
振り込みは可能で、引き出しは不可能なアドレスという状態になります。引き出す際に紙からPCに読み出し使うということになります。
以下のサイトで作ることが可能です。
Bitcoin Paper Wallet Generator: Print Offline Tamper-Resistant Addresses
一般ユーザーはSPVウォレットとWebウォレットの組み合わせで十分かと思います。
また、ウォレットを動かすPCのセキュリティはしっかりとするようにしてください。
Webウォレットに関しては持ち逃げのリスクをしっかりと考えて運用して下さい。
高額のBitcoinを扱う場合はペーパーウォレットを作りそこへ振り込み、金庫にしまうのが最も安全かと思います。
Bitcoinを手に入れて活用しよう。
Bitcoinとは新しい通貨となりえる新たな技術です。
取引所の破錠や、違法物品の取引など悪い話も多いですが、逆にBitcoinで決済出来るサービスなどもどんどん増えています。
まずBitcoinとは何かですがWikipediaを引用しますと
ビットコインは極めて低いコストでの決済(およびマイクロペイメント)を権力機関や特別な権限を持つ発行者無しで平均10分程度の待機によって可能にするとされている。ノードから別のノードへの貨幣の移動は電子署名された取引で行われ、P2Pネットワーク内の全てのノードにブロードキャストされるとされている。初期の通貨流通や、二重支払いの検知のためプルーフ・オブ・ワーク・システムが用いられているとされている。
難しい単語が出ていますが、インターネットに繋がってさえ居れば10分程度の待ち時間で全世界と取引が出来る通貨といえます。
現在の価値は300ドル前後で推移しています。価値は大きな幅で上下していてまだまだ通貨としては不安定とも言える点もあります。
良い点は国際送金や、国をまたいだサービスでの決済などに利用すると10分程度の待ち時間でほぼ0に近い手数料で決済が可能という点です。
このブログではBitcoinの手に入れ方〜利用方法、さらに新しいサービスの紹介をして行きたいと思っています。